今私とフェイトちゃん、プレシアさんはアースラに来ています。
ちなみに今私は蒐集の影響で魔法が使えないので、フェイトちゃんに転送して貰いました。
どうやらフェイトちゃんは私に関する行動だとブーストがかかるみたいです。
プレシアさんの時はそうでもなかった様な気がするけど…心の中ではお母さんの比率が高かったのかな?
そうそう、アースラに来た理由は説明のためなの。
ヴィータちゃんの事も映像で見られてたので、夜天の書について色々言わなきゃならなりません。
「久しぶり、ユーノ君」
「久しぶりだね、なのは」
今日のユーノ君は男の子みたいな格好の女の子の女装みたいです。
それって普通の格好なんじゃないかな?って思ったけど、見てなんとなく女装だとわかる辺りに匠の技を感じます。
あと、男の子のツインテールはどうかと思うの。
「なのはちゃん、さっきの子の事なんだけど…」
リンディさんが険しい顔をしながら質問して来ました。
予想では喜んだり興奮したりしながら聞いてくると思ってたんだけど、何か夜天の書に因縁でもあるのかな?
まぁ、手出しはさせないけどね。
「答えてなのはちゃん。あれは夜天の…」
「何も言わずに翠屋ケーキ1日食べ放題券(10枚組)と、余計な口出しをして何も貰えないの。どっちがいいですか?」
『全クルーに通達!これよりアースラは高町なのはさんの指示に従い全力でサポートに移ります!異論がある方は船を降りて構いません!』
「ふえぇぇぇ!?」
な、なんか凄い事になっちゃった!?
「なのは、暫く会わないうちに魔王というか女王というか…変な風格が出てるね」
「なのはちゃんが魔王…原作より上っぽいから冥王…?」
ユーノ君とエイミィさんにまで魔王って言われたの…
もう魔王でいいよ。
魔王は魔王でも魔法の王女様だもん。
…ところでエイミィさん、原作って何ですか?
とりあえず、アースラクルーの皆さんに夜天の書について説明して現場の掌握は完了しました。
後はジェイルさんが監理局の上層部を何とか出来れば、蒐集するだけなの。
蒐集対象は…とりあえず、近いうちにみんなからやっていこうか。
もしもの時の為に、私の魔法が使えるようになってからの方がいいかな?
…とりあえず、今日はもうはやてちゃんの家に帰ろう。
フェイトちゃん、転送お願い。
「うん、任せてなのは」
…はっ!?今ナチュラルにフェイトちゃんに命令してた!?