全てが終わり、アースラに帰ると緊急会議になりました。
しかも監理局チームの会議と常識人チームの会議の2つ。
何故か私は会議に参加させて貰えません。
「流石に個人で次元震発生は…」
「確かに放置するのは…」
「しかし大丈夫か…」
監理局チームがなんか人を兵器みたいに言ってます。
というかレイジングハート、次元震発生してたの?
【見事に発生していました】
…ま、まぁ、なら会議になっても仕方無いかな?
でも目の前でしてほしく無かったの…。
「果たしてあれで常識人と…」
「いや、何だかんだでみんな多少の欠点が…」
「でもあれ多少やあらへんけど…」
常識人チームは私が常識人として大丈夫なのか会議しています。
というか、酷くない?今まで管理人として頑張って来たのに…
確かにさっきのはちょっと…いえ、すいません、かなりなの。かなり異常なの。
でも常識に則って判断して、常識人として行動出来るから私は常識人なの!
大体魔法に出会わなかったらこんなことには…
「ヒッ!?なんで僕が睨まれてるの!?」
「あかん!?ユーノ君が粛正される!?」
泣いても…いいですか…?
「大丈夫だよなのは。私はなのはの味方だから」
「フェイトちゃん…」
「たとえなのはがどんな事になっても、下僕で有る限りずっと一緒に行くよ」
ですよねー…
会議の結果、流石に監理局に行かなきゃならなくなりました。
ジェイルさんが上層部をなんとか出来るので変な事にはならないらしいですが、それでも入局は避けられないらしいです。
ファイナルブレイカー、作らなければよかったの。
常識人チームの会議では、変わらず私は常識人という判断が下されました。
そうだよね。当たり前だよ。
私は戦力があるだけだもん。
いつも女装してるユーノ君とか、変態が喜ぶ研究を完成させちゃったプレシアさんとか、そのプレシアさんの胸を凝視してるはやてちゃんとかよりはマシなの。
ジェイルさんはまだ詳しく知らないけど…娘さんが沢山居るって事は、相応の事をしてる筈だしね。
ヴィータちゃんとチンクちゃんは、私と同じで戦力があるけど常識人だし。
だから私が常識人なのは当たり前だよ。
…何で『常識人の集い』はこんなんなっちゃったのかな…