さて、時空監理局にやって来ました。
来たメンバーは私とジェイルさんの他に、フェイトちゃん、はやてちゃん、ヴィータちゃん、リインさん。
はやてちゃん達は夜天の書の関連で色々あるので来たのですが、フェイトちゃんは自称護衛らしいです。
「なんか凄いの…」
「地球は性的にアレな変態ばっかやったけど…」
自分の髪の毛をひたすらしゃぶっている年老いた女性局員、ぼーっと自分の人差し指を見ている男性局員、恍惚とした表情でクルクル回りながら、「厄い!厄い!」と言っているゴスロリっぽい服を着た若い女性局員などなど。
…あれ、最後の人どこかで見たような気がする。
どこだったかな…?
「デデン!」
「「「「「「うわっ!?」」」」」」
突然現れた変なおじさんがいきなり叫んだかと思うと、高笑いを上げながら走り去って行きました。
「ジェイルさん、こんなんで仕事が出来るんですか?」
「出来るから質が悪いんだよ…」
「確かに…」
「ベルカもベルカで問題だったけど、これも嫌だな…」
「そうだな…」
さて、とりあえず会議室みたいな場所に着きました。
中に入るとクールな感じの女性が1人と、3つのモニターが。
「お兄様ぁぁぁん!!」
「えぇい!抱き着こうとするな、ドゥーエ!!」
「何故ですか!?こんなにも(性的な意味で)愛してるのにぃ」
あれ、ドゥーエさんて確か娘さんだったよね?
そんな娘さんにお兄様と呼ばせてるジェイルさんって…
「ちょっ皆待ってくれ!?なんでそんな目で見るんだ!?」
「きっと皆さんは私とお兄様を祝福して下さって「君は黙ってろ!!」はい、お兄様」
あ、命令したら大人しく従うんだね。
それにしてもお兄様かぁ…いや、いいと思いますよ?
多分娘さん関係で色々あるんだろうなぁって思ってましたし。
どうせ皆常識人でも一般人じゃないから、そんな気にする必要なんか無いです。
「じゃあなんで目がそんなに…」
理性と感情は別なの。
ところで、とりあえず早く終わらせちゃいませんか?
「あぁ、そうだね。…後で僕の事を詳しく説明するよ。話を聞けばわかるはずだからね」
そうですね、わかりました。
それじゃあ、お話なの。