なのは様とはやての3人で連休を貰ったので、みんなで小旅行に来た。
最近はなのは様やはやてに注意されたりする事も少なくなったおかげで、以前よりも迷惑をかけずに済んでいる。
はやて曰く、「なのはちゃんの調教のおかげやな」みたい。
…あれ?調教じゃなくて教育だっけ?
ともかく、私はなのは様の調教のおかげで割と常識…的?な判断が出来るようにはなったみたい。
自分の事だからよくわからないけど、なのは様が言うのだからその通りだと思う。
旅行を楽しんでいると最寄りの空港で大規模な火災が発生した。
なのは様は、「どうせ何だかんだでみんな生き残りそうだなぁ」とか考えてるみたいだけど、それでも現場に急行する辺りは流石です。
その後、はやては現場の指揮をする為に駆けつけた指揮車に。
私となのは様は逃げ遅れている人達を救助する事にした。
空港の中には意外と人が残ってたけど、みんな色々楽しんでて割と余裕があるみたいなのでスルーした。
あ、でも子供は危ないからすぐ避難させてあげたよ?
子供は大事にしなきゃいけないからね。
救助を続けていると青い髪の少女と、その少女にデバイスを向けている魔導師が居た。
咄嗟にソニックムーヴで少女を確保して、相手をバインドで絡め取ってから魔力ダメージで気絶させた。
何故か少女がポカーンとしてるけど…早すぎて見えなかったのかな?
さっきのは結構早かったからね。
呆然と少女の無事を確認してから相手を調べようとすると、どこからか…犬?のようなものが現れて相手の首に食らい付き、あっという間に絶命させてしまった。
すぐ捕まえようとしたけど、目の前で犬?は空気に溶けるように姿を消した。
レアスキル、なのかな…?
ともかく少女には見せない方がいいと思われたので、軽く見るだけにして後はバルディッシュに映像を保存しておく事にした。
「じゃあ、避難するよ」
「…あ、はい!」
早く安心させてあげなきゃね。
それにしても、あの殺されちゃった人…古代ベルカ式だった。
火災の犯人の可能性もあるし、後できちんと調査して報告しないとね。