現在プレシアさんの研究室に来ています。
今後戦いが悪化するだろうということでレイジングハートを更に改良するらしいですが…
「新しくブラスターモードを搭載したわ」
「ブラスターモード…ですか?」
説明を聞くと、ブラスタービットを使用して行う限界突破モードらしいです。
使いすぎると結構危ないものらしく、出来るだけ使わないようにと注意を受けてしまいました。
「そんなに危険なら、何で搭載したんですか?これ」
「局所次元震のせいで非殺傷に出来ないファイナルブレイカーを出来るだけ使わずに済む様によ」
最近研究で判明したらしいですが、あの局所的次元震はかなり危険なものらしいです。
よくわからないけど、パワーが集約された局所次元震が次元壁を破壊するかもとか、虚数空間を作りかねないとか…
そこまで影響が出る魔法だなんて思わなかったので、思わず声をあげて驚いてしまいました。
「というわけで、どうしても勝たなきゃいけない時はブラスターモードよ。ファイナルブレイカーは本当の最終手段」
「はい、わかりました」
まぁ、あんまり使いたくなかった魔法でもあったから丁度いいのかな?
「そうそう。フェイトがファイナルブレイカーと同じ系統の魔法を作ってる途中みたいだから気を付けておいて」
「フェイトちゃん!?」
な、なんでそんなことしてるの!?
と、とりあえずこんな危険な魔法を増やさないために止めなきゃ!!
「あ、なのは!」
「なのはちゃん、どないしたん?」
フェイトを探すと、はやてちゃんと食堂でお茶を飲んでいる所を発見できた。
「フェイトちゃん、ファイナルブレイカーと同じけいとうの魔法を作ってるって本当?」
「ううん」
首を横に振ったフェイトちゃん。
はぁ~、良…
「もう完成したよ」
くない!?全然良くないよ!?
「ちなみに私も作ったで」
はやてちゃーん!?
その後、ファイナルブレイカーの危険さを教えてあげたおかげで極力使わないことを約束してくれました。
ふぅ、良かった…のかなぁ?