今私は、スバルとティアナ試験判定の書類を完成させたのでそれを渡すために移動しています。
確かフェイトちゃんとはやてちゃんが六課について説明してる筈。
たぶん大丈夫だけど断られたらちょっと困っちゃうよね。
「みんな、お疲れ様」
「あ、なのは。お疲れ様」
「なのはちゃん、待っとったよー」
「ふわっ!?な、ななななのはさん!?」
「ほらスバル、落ち着きなさい」
なんかスバルが凄いテンパってるんだけど…いったいどうしたんだろう…?
そういえばティアナは普通になってるね。
デバイス持った時に雰囲気が変わってたし、普段は普通なのかな?
何か大変そうな体質?だなぁ…
「じゃあ、早速試験結果を伝えるよ」
「「はい!」」
うん、いい返事。
「ほとんどの部分が完璧に近いね。ただスバルは前に出すぎて孤立しかねないのと、ティアナは個人技に集中する傾向があるね」
「近づいてぶん殴るのが信条ですから!魔法はパワーです!」
「私は…ふふ…デバイス持ったら色々と変わっちゃうんで…」
スバルは監理局の魔導師じゃなくて格闘家になった方がいいんじゃないかと。
あとティアナ、カウンセリングはしてあげるから元気出してね。
「あと、2人とも普通に殺傷設定なのは問題だよ」
「え?前の災害救助隊では普通でしたけど…」
「わかってます、ええ、わかってるんですよ、今は…」
…矯正出来ると思ってたけど、想像以上に難しいかもしれない。
「でもそれ以外は特に問題ないから、追加の安全講習を受けたらBランク認定されるよ。おめでとう」
「「ありがとうございます!」」
でも安全講習が本当に安全かわからないから…根回しして教官を暗部の人にしておかないと。
はぁ、忙しいなぁ。
「今日はこれで終わりやな。…六課の件の返事は講習後にでもくれればええから」
「「はい!」」
最後に元気良く挨拶した2人は、そのまま嬉しそうに帰っていった。
「思ったより大丈夫そうやなぁ」
「うん、良い子達だね」
「教導頑張らなくちゃなぁ…張り切ってきたよ」
よし!教導プラン、色々と浮かんできたよ!
頑張ろうね、みんな!