~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)
☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆
~第24話~
私は、ルイ様にあるお願いをした。
「仕方がありませんね。
良いですよ。
アンジュのお願い事を特別に聞いてあげます」
ルイ様は、仕方がなさそうにため息を吐いて
ルイ様は、私のお願いを叶える為に控え室を出て行った。
「……アイリスちゃんは、何も聞かないのですね」
私は、アイリスちゃんがルイ様のお願い事を何も質問をしないで聞いていたのをみて
アイリスちゃんが何を考えているのか解らずに不安そうに私の事をどう思っているか質問をした。
「そうですね……
気にならないって言った嘘になります。
でも私は、アンジュ様を全てを信じています。
ですからアンジュ様が言いたくなったら教えてください。
私は、いつまでもアンジュ様をお待ちしています」
アイリスちゃんは、私の両手を握り締めてニッコリと笑い
私の全てを信じている事を知らせてくれた。
「ありがとうございます、アイリスちゃん」
私は、アイリスちゃんの気持ちが嬉しかった。
だからアイリスちゃんの両手を握り返してニッコリと笑い返した。
そして改めてアイリスちゃんが好きだと再確認をした。
控え室のドアを叩く音が聞こえてくるとイオン様が入ってきた。
「アンジュお姉様、アイリスお姉様、次の決勝戦の相手が僕達を襲撃をした男性達ですが大丈夫ですか?」
イオン様は、私達の決勝戦の相手が卑怯だったから心配だったみたいで病院から抜けてきた。
「イオン様!?
病院を抜けて来たのですか!?
なんてむちゃをするのですか!?」
私は、ふらふらしながら控え室に入ってきたイオン様にビックリをして
むちゃをしない事をお願いをした。
「ご、ごめんなさい、アンジュお姉様……
でも胸騒ぎがして病院でじっとしていられませんでした……」
イオン様は、私に怒られてしゅんと落ち込んで謝り
私達が不安で病院でじっとしていられなかった事を伝えた。
「仕方がありませんね。
ありがとうございます、イオン様。
でも無理をしたら駄目ですよ。
イオン様は、私の大切な弟なんですからね」
私は、仕方がなさそうに苦笑いを浮かべて
イオン様を優しく抱き締めた。
「ア、アンジュお姉様、恥ずかしいです……」
イオン様は、私に抱き締められて恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「むちゃをしたイオン様が悪いです。
ですから諦めてください。
イオン様は、大人しく病院に戻ってくれますよね」
私は、イオン様を抱き締めて
イオン様を大人しく病院に戻るのをお願いをした。
「わ、解りました、病院に大人しく戻ります。
アンジュお姉様、アイリスお姉様、無理は、しないでくださいね」
イオン様は、私から逃げる様に離れて
私達に無理をしない事をお願いをした。
「解りました。
無理は、しません。
ですから安心してください、イオン様」
私は、優しく微笑んで無理をしない事を約束をした。
イオン様は、私の無理をしないって言葉を聞いて安心をした様に微笑んで控え室を出て行った。
「アンジュ様ってイオン様の事を大切に思っているのですね」
アイリスちゃんは、嫉妬オーラ全快のオーラを纏いニコニコ笑顔で私を見つめた。
「はい、イオン様は、私の大切な弟ですから大切に思うのが当然です。
でもアイリスちゃんの事も大切に思っています」
私は、アイリスちゃんが嫉妬をしたのを見て
今だったらアイリスちゃんに抱き着けらると邪な考えをして
どさくさに紛れてアイリスちゃんに抱き着いた。
「ア、アンジュ様、ありがとうございます……」
アイリスちゃんは、恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて私を抱き締め返した。
「アイリスさん、アンジュ様、決勝戦の出番です。
準備をしてください」
私とアイリスちゃんが抱き締め合っていると控え室のドアを叩いて大会の役員の女性が入ってきた。
「はい、解りました。
行きますよ、アイリスちゃん」
私は、役員の女性に返事をして
アイリスちゃんに闘技場に向かう事を提案をした。
「はい、解りました、アンジュ様は、私が護ります!」
アイリスちゃんは、真剣な表情で私を見つめて私を護る事を約束をした。
私とアイリスちゃんは、闘技場に向かった。
「決勝戦、開始!」
女性の審判は、右手を振り下ろして試合開始の合図を出した。
「へへへ、良く逃げずに来たな。
俺達を楽しませろよ!」
長髪の男性に嫌らしく微笑んだ。
「まず小手調べだ!
アイスニードル!
ファイヤーボール!
ウイングトルネード!」
坊主の男性は、両手を前に出して
始めに氷の針を飛ばして
次は、炎の玉を飛ばして
最後に風の竜巻を放った。
「ダークウオール!!」
私は、私とアイリスちゃんの周りに闇の壁を出して魔法を全て防いだ。
「なかなかやるな!
どんどん行くぞ!
サンダーアロー!!
ロックハンマー!」
長髪の男性は、両手を前に出して雷の矢を放って
次は、岩のハンマーを放った。
「ウオーターアロー!
ブリザード!!」
坊主の男性は、両手を前に出して水の矢を放ち
次に氷と水の吹雪を放った。
「きゃははーー、これで最後だ!」
「「ファイヤートルネード」」
長髪の男性は、炎魔法を出して
坊主の男性は、風魔法を出して
2つの魔法を合体させて炎の風の渦を私達に向かって放った。
「ダ、ダークウオール!!」
私は、私とアイリスちゃんの周りに闇の壁を作り全ての魔法を防いだ。
「へーー、なかなかやるな。
でも無防備の奴をサンドバッグの方も好きなんだよな。
解るよな?」
長髪の男性は、氷の剣を出して嫌らしくニヤニヤと笑った。
遠回しに無抵抗で殴られる事を命令をされたって解ると悔しそう男性達を睨んだ。
坊主の男性も岩の棒を作った。
坊主の男性は、アイリスちゃんに棒を振り下ろした。
私は、慌ててアイリスちゃんを庇う様に覆い被さった。
「アンジュ様!?」
私がアイリスちゃんを庇うのを見て慌てて驚きの声を出して驚いた。
坊主の男性と長髪の男性は、アイリスちゃんを庇った私を何回も殴った。
「私は、大丈夫ですから退いて下さい!」
アイリスちゃんは、アイリスちゃんを私が庇って殴られてたのを見て
アイリスちゃんから離れるのをお願いをした。
私は、10分以上アイリスちゃんを庇い長髪の男性達に殴られた。
「もう飽きた。
そろそろ終わらせてやるよ。
この魔法玉の中に炎の最上級魔法のフレアバーストが封印されているんだよ。
結界で観客席まで魔法の威力が届かないから安心をしてアンジュ達だけ地獄へ落ちろよ」
長髪の男性は、魔法玉を私達の方に投げて
魔法玉の封印が解けてフレアバーストの魔法が放たれて
爆炎が闘技場全体に広がって
私達を爆炎の炎が包み込んだ。
ーTo Be Continuedー