<このWebサイトはアフィリエイト広告を使用しています。> SS投稿掲示板

ナルトSS投稿掲示板


[広告]


No.40574の一覧
[0] NARURO 放浪忍者[サムライ](2014/10/09 22:22)
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[40574] NARURO 放浪忍者
Name: サムライ◆f86ef1c7 ID:bac40057
Date: 2014/10/09 22:22
「やはり、ナルトは」
「しかしまだ幼い子供だぞ」
「仕方がない里の為だ。やはり、殺すしか」
「しかし!」
「三代目お主は一人の子供とこの里、どちらを優先するかはわかっておるだろ?」
「くっ、しかしナルトはまだ幼い殺すことは···」
「なら、一生暗闇の中にでも入れるつもりか?」
「いや、そう言う事では···」
真夜中の一際大きな建物の中で老人達は少年について話し合っていた。話し合うと言っても殺す前提で。
「な、なんで僕が殺されなくちゃ···」
ナルトは宛がわれた自分の部屋でそんな話を聞いていた。
「僕が何かしたの?何で僕ばっかりがこんなことに···」
遠くの話が聞こえるのは九尾の存在と融合したからである。(存在を譲ると言うことを融合にしました)
「······もぅ、嫌だこんな所。もぅ嫌いだこんな所···」
ナルトはそう呟くと建物の外へ走り去っていった。
「う、うぅ。何で皆僕を嫌うんだよ、僕は頑張ってるじゃないかこんなに分かってもらおうと頑張ってたのに何で僕を皆嫌うんだよ。悪いところがあるなら直すから、嫌いなところがあるなら言ってよ何で僕の事を皆が虐めるんだよ、僕が何かしたなら謝るから、もぅやめてよ僕を虐めるのやめてよ僕が何をしたんだよぉ僕は何もしてないじゃないか···」
ナルトは木の下でうずくまっていた。目からは涙を流し身体中は傷だらけで。建物から飛び出したナルトは路地裏に逃げ込むと逃げ場を防ぐように大人たちに捕まり暴力を受けたあと森まできて泣き続けていた。
「もぅ、嫌だこんな所、こんな里、こんな世界嫌いだ。もう皆消えろって言うんだから良いや。こんんな里···」
そう言って立ち上がったナルトの両目は獣の様に縦に割れ頬の傷は深くなり犬歯は鋭く尖っていた。まるで九尾の様に。


感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.021615982055664