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No.40017の一覧
[0] 【ゼロの使い魔×暁の護衛】 暁の使い魔[mo-nn](2014/06/01 02:30)
[1] プロローグ[mo-nn](2014/06/01 02:28)
[2] 第1話[mo-nn](2014/06/01 02:33)
[3] 第2話[mo-nn](2014/06/02 00:43)
[4] 第3話[mo-nn](2014/06/02 18:40)
[5] 第4話[mo-nn](2014/06/08 14:07)
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[40017] 第3話
Name: mo-nn◆0c6d8911 ID:d30a7e1c 前を表示する / 次を表示する
Date: 2014/06/02 18:40
次の日、早朝。

「体が痛い。」

昨夜は結局ベットから追い出されてしまったため。
結局床で寝る事になってしまった。
特に問題が無かったのでオレは何処ででも寝れる男なのだろう。

「そして眠い。」

環境が変わったせいなのかわからないが、浅い睡眠しか取る事が出来なかった。
立ち上がり、ベットに目を向ける。
そこには幸せそうな顔をし、涎を垂らして寝ているルイズの姿があった。

「おい、ルイズ起きろ。」

声を掛ける。が、反応は無い。
枕元に目を向けると杖が放り投げられてそのままなのか置いてある。

「・・・・・・。」

鼻の穴に入れてみた。

「んげっ」

何か気が抜けるような声を上げる。
だが起きない。

「・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・――――っ!?」

暫く観察を続けていると、突如凄まじい勢いで起き上がった。
鼻に刺さっていた杖は楕円を描きながら飛んでいく。

「え!?何!、何事よ!!」

首を左右に振り辺りを見渡している所でオレと目が合う。

「おうやっと起きたか。」

凄まじい眼力で此方を睨みつけてきた。

「カイト!アンタまた何かやったわね!」

「なんの話しだ。」

「よく分からないけどとても気分が悪いわ。」

「よく分かりもしないのに人を疑うのが貴族のする事なのか?」

「うっ」

バツが悪いのか顔を俯かせる。

「ごめんなさい。今のは私が悪かったわ」

「分かればいい。」



---・・・・・・・・・------・・・・・・・・・------・・・・・・・・・------・・・・・・・・・---



アレから部屋を出てルイズと共に学食へ向かった。
途中赤髪の女と出会い会話を少したが特に何も無く食堂へ付いた。

「ここが食堂よ。使い魔は入れないのだけど一応人間だし取り計らっておいたわ。」

「一応ねぇ」

どうやらこの国では貴族と平民の間に高い壁が有るようだ。

「流石にここでは説明はいらないわよね?感謝して食べなさい」

既に席に付いたルイズはオレに興味を無くしたのか食事の前のお祈りを始めていた。
所がどこを見渡しても席は全て埋まっておりオレの座る場所がない。

「おいルイズ。」

ルイズに声を掛ける。

「何よ。」

祈りを邪魔されたのが不愉快なのかしかめっ面で此方を向いた。

「座る場所が見当たらないのだが?」

「んっ」

言葉にならない声を上げ、どこかに指を指している。
それを目線で追ってみると

「なあ。この床に置いてある犬の餌みたいなのがそうなのか?」

「そうよ」

「ブチ転がすぞお嬢さん」

少し強めに言葉を発する。

「何よ!アンタは使い魔なんだから文句言わないで食べなさい!」

しかし動じず。

「人間の食いもんじゃねーだろ」

「当たり前よ。もともと使い魔の為に容易してた物だし。嫌なら食べなければいいんだわ。」

「・・・・・・・・。」

ああ、そうかよ。
そっちがそのつもりならオレにも考えが有るぜ。
この場を離れ辺りを見渡す。

「おいソコのデブ。」

手始めに近くにいる太った男の肩に手を置き、声を掛ける。

「平民風情が僕に話しかけるな!」

手を振り上げ肩に掛けた手をはらわれる。

「おいおい、そう邪険にするな。良い話なんだから。」

「なんだよ。」

「お前ってデブだよな?」

「僕に喧嘩を売っているのか!!!デブじゃない!」

「話は最後まで聞け」

「ひぃぃ」

太った男の顎を掴み無理矢理こちらに目線を向ける。

「お前はデブだ。だから痩せなくてはならない。違うか?」

「平民には関係な――ひぎぃっ

何かを言いかけた所にビンタをし、黙らせる。

「そうだよな?」

「あ、アンタには―――ひゅぐっ、ぶひっ」

往復でビンタを叩き込む。

「そうだよな?」

「は、はいぃぃ」

「そうかそうか。そうだろうそうだろうな」

満足げに頷いてみせる。

「そこで提案だ。お前にはこの塩水をやるから今お前が食べている飯をオレによこせ。」

「ふ、ふざけるな!誰が―――っひ」

軽く手を上げて見せる。

「わ、わかった。わかったよぉ、だから叩かないで!」

「そうかそうか。契約成立だな。」

そしてニコリと微笑んでみせた。


---・・・・・・・・・------・・・・・・・・・------


「アンタ途中からどっか行ってたけど何してたの?」

「ちょっとな。良い事した後は気分がいいぜ。」

「?????」











――朝のちょっとした出来事――


ルイズ「この服を着せなさい!」

カイト「あい」

ルイズ「そう、それで良いわ・・・ってどこ触って、いや揉んでるのよ!!!!!!!!!!」

カイト「揉みごたえ無い胸だな」

ルイズ「――――!」


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