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ときめきファンタジー
第10章予告

シオリ「みなさん、こんにちわ。私がヒロインのシオリ・フジサキです」
メグミ「あ、あの、こ、こんにちわ。メグミ・ソーンバウム・フェルドです。は、恥ずかしい……」
シオリ「あ、メグ。きのこのリゾット作ってみたの。一緒に食べない?」
メグミ「シオリちゃんがお料理したの? えっと、あの、そのね……」
シオリ「美味しいわよ、きっと。ね?」
メグミ「あ、はい、いただきます……シクシク

〜〜〜〜〜〜〜試食中〜〜〜〜〜〜〜
メグミ「はうっ」
シオリ「あら、どうしたの? メグ」
メグミ「うらぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜」
シオリ「きゃ! メ、メグ、どうしたの?」
メグミ「へんなもん食わすんじゃねぇ! この偽善者がぁ!」
シオリ「メグ?」
メグミ「うらぁぁぁぁぁぁ〜〜〜、コウ、愛してるぜ、べいべー」
シオリ「誰かぁ! メグが壊れちゃったぁぁ!!」
メグミ「あんだぁ? 次回予告だ? おーし、あたしがやってやろーじゃん。耳の穴かっぽじってよーく聞きやがれよ!

  いよいよ魔王の島に渡るコウ達。
  そのまえに立ちふさがる十三鬼。
  そして、総てのメモリアルスポットがそろったとき、
  ついに伝説の樹に通じる扉が開かれる。

  次回 第11章「ハートのスタートライン」

  絶対読めよ。ばっくれんじゃねぇぞ」

メグミ「……はっ!? わ、わたし、何をしていたの?」
シオリ「あーん、よかったよぉ、メグがもとにもどったよぉ」
メグミ「シオリちゃん? 何が?」
シオリ「あ……、ううん、なんでもないの」

ユウコ「げ、これセイカクハンテンダケじゃん」
アヤコ「あの、食べたら正確が反転するっていう伝説のキノコなの? それでメグミがあんなになっちゃったのね」
ユウコ「あれぇ? でも、シオリ姫も一緒に食べたよねぇ」
アヤコ「……」
ユウコ「……」
ユカリ「まぁ。偽善者というのは、そういう意味だったのです……(むぎゅ)」
アヤコ「(ユカリの口を押さえつつ)それじゃ、そろそろ終わりにしようか?」
ユウコ「(同じく)そーね。んじゃ、またねー」
ユカリ「ムガムガムガ(またお逢いしましょうね、と言っているらしい)」

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